敵に教えてあげるベジータ 超 37話 「サイヤ人の誇りを忘れるな! ベジータVS第6宇宙のサイヤ人」

一言で感想 : 久々にヤムチャの台詞が聞けた

アニメオリジナル要素 ★★
マンガ版 : 2巻11、12話

・あらすじ

次なるベジータの相手は第6宇宙のサイヤ人であるキャベ。超サイヤ人になれずに教えを請おうとするキャベに対してベジータは激怒する。

・見どころ!

キャベに勝算はないだろう

フロスト、オッタ・マゲッタ相手に連勝したベジータの次なる相手はキャベ。第6宇宙のサイヤ人ですが、惑星サダラに住んで星の平和を守ろうとしている好青年です。

ベジータも超サイヤ人にはならずにキャベの攻撃を受けていきます。キャベは戦闘能力はなかなかのものがあるのか、通常状態のベジータと互角の実力はあります。ということはこの時点でプイプイあたりより上なんですかね。あちらは通常状態のベジータに倒されていましたし。

しかしキャベの強さがこのあたりが限界であれば、明らかにオッタ・マゲッタより弱いですよね。なんで副将ポジションで「次は僕の番だ」とか妙に自信ありげだったのでしょうか。

ともかくキャベとの序盤の闘いで少し面白みを感じてきたベジータは次は超サイヤ人での勝負を提案してきます。しかしキャベは超サイヤ人への変身方法を知らず、ベジータにそれを教えてくれと頼む始末。
この態度に対してサイヤ人の誇りはどうしたのだと怒りをあらわにするベジータは、一方的にキャベを痛めつけるのでした。

キャベを指導するベジータ

キャベとベジータの闘いはマンガ版でもさほど違いはありません。ベジータがキャベの住む惑星サダラを破壊すると脅し、それに対してキャベが激怒して超サイヤ人になるという展開。

マンガ版ではベジータがナッパを始末したときのオマージュのようなシーンが入ってたりして、古参のファンにアピールしているのが感じられましたが、アニメでは特にそういうことはしていませんね。

超サイヤ人になったキャベといい闘いをしたベジータは満足し、超サイヤ人ブルーとなって試合自体は終わらせます。
試合後にキャベに対し、「オレを超えてみろ」「絶対に超えさせないがな」と、それっぽいことを言って爽やかに締めました。

・その他のキャラクター

ヤムチャ

今回は久々に台詞があります。声優の古谷さんを呼んだんですね。
ベジータの過去を知る人物としてブルマやトランクスと同様に試合の感想を述べています。
せっかく声優を呼んだのだからと制作側が思ったのかは知りませんが、どうでもいいような会話がいろいろと入っています。

同じくプーアルにも久しぶりの出番。
彼らはクリリンたちに同行していることも多いのですが、台詞がほとんどなくて後ろで見物しているだけのシーンがほとんどになってきていましたから、こうして久々に話に絡んでくると嬉しいものですね。
ゲームとかではヤムチャも出番があるのでしょうけれど。