ババリ星人の生態の謎 超 54話 「サイヤ人の血をひく者 トランクスの決意」

一言で感想 : ピラフが意外と高評価でした

アニメオリジナル要素 ★★★
マンガ版 : 3巻16、17話

・あらすじ

ベジータはトランクスの実力を測るために実践形式の修行を始める。

ベジータとトランクスのバトル

今回はトランクスがイメージトレーニング。ゴクウブラックを相手に全く歯が立たないという実力差を表しています。イメージトレーニングはナメック星への宇宙船で悟飯とクリリンがやっていたのを思い出されますが、今回のは「幽遊白書」の蔵馬が鴉との戦いの前にやっていたのに近いですね。相手に背後に回られてやられるという。

それだけだと何なのか、ベジータが未来トランクスとの修行を始めます。超サイヤ人になるトランクス。実力的には超サイヤ人2ぐらいだったはずですね。未来でダーブラを倒しているからそれ以上ですかね。

一方ベジータは超サイヤ人ブルーに。トランクスのリクエストは超サイヤ人3でしたが、ベジータは多分今でも超3になれないですからね。トランクスの筋肉を肥大させたパワーアップが久々に見られましたが、それを見てベジータは激怒。セルとトランクスの戦いで見せた姿ですがこのときベジータは気絶していたはず。あとから本人かクリリンから聞いたのでしょうか。

がんばれババリ星人

ザマスが登場してからは、しばしばザマスと師匠であるゴワスのパートが入ってくるようになりました。人間を毛嫌いしているザマスは今回様子を見ていたババリ星の人間達が暴力行為ばかりしているのを見て、こいつらもダメだと切り捨てる態度。
ババリ星の元ネタはバーバリアン(barbarian)でしょう。意味は野蛮人とか未開人ということです。

ゴワスはザマスに対して、「ポタラで私と合体したいか」などとちょいちょいギャグを入れてくるのが憎めない感じがしていいですね。まあザマスは生真面目そうなのでこういうジョークは嫌いかもしれませんが。

ゴワスもザマスの考え方がわかっていないというか、こういうザマスの意に沿わない方向に進化しているババリ星人を見せると、人間は不要だと考えるザマスの思想がさらに固まってしまいそうです。

ババリ星人は何かあるたびに殴り合いばかりしているのだとするとすぐに数が減ってしまいそうなのですが、どうやって数を維持しているのでしょうね。そこら辺の説明はありません。傷はどうやって癒やしているのか。繁殖はどうしているのか。子どもへの食べ物はどうしているのか。そこら辺が謎です。そういう所をザマスは見るべきなのではないでしょうかね。

時の指輪によってゴワスとザマスは未来のババリ星へ向かいます。

・その他のキャラクター

ピラフ

ブルマが行っているタイムマシンに関するプログラミングのコードを盗み見て、「面白みがない」とか厳しいことをいいつつ自分で手を加えます。

こういう展開が入ると、肝心なところでピラフが手を加えたコードが元でひどい事態を引き起こしたりするものなのでかなり見ていて不安になりました。しかし直後にブルマがこの場に登場し、ピラフのコードをチェックして「いいじゃない」と高評価するシーンが入りました。これならばブルマのチェック済みということですから大丈夫ですね。