双方笑いすぎ 超 79話 「第9宇宙蹴りのバジルVS第7宇宙魔人ブウ!!」

一言で感想 : 第9宇宙界王神が盛り上げる

アニメオリジナル要素 : ★★★★★
マンガ版 : 5巻28話

・あらすじ

全覧試合の第1試合は魔人ブウ対バジル。バジルが優勢に攻撃を仕掛けるが、ブウには通じずに光線技に移行する。しかしその結果サタンが巻き添えで傷ついてしまい、ブウが怒りを爆発させる。

蹴りを主体の連続攻撃

力の大会の前に全覧試合が開催されます。これはマンガ版にはなかった闘いですが、1話について1試合終わっていくハイペースですので簡潔にまとまっています。
全覧試合第7宇宙と第9宇宙の全3戦からなりますが、最初の試合は魔人ブウと第9宇通のバジルが闘います。バジルはトリオ・デ・デンジャーズという兄弟のトリオの末の弟だそうで。

バジルは蹴りの強力さでも知られており、試合開始早々ブウを蹴りまくります。一方的に蹴られて吹っ飛ばされるブウ。周囲から見るとバジル優勢なのですが、ブウに物理攻撃が通じないことを第7宇宙側は知っていますので、これでブウが負けるとは誰も思っていませんね。

つまりはブウに肉弾戦だけで挑むと永久に勝てないことになります。ブウを場外に吹っ飛ばして場外負けにすることも今回のルールではできませんから、ブウを倒すにはやはり光線技が必要になるでしょう。
逆にブウがバジルを場外に飛ばした際にはビルス達がブウの勝利を主張しますが、試合の序盤にバジルがブウを場外に落とせていた場面がいくつもありましたから、場外負けが認められるならばその時点でバジルの勝利の可能性がありました。バジルがブウを吹っ飛ばしつつも、連続攻撃を仕掛けるためにあえて場外に落とさなかったためにブウが武舞台から出ていませんでした。

双方笑いすぎ

ブウもバジルも試合中にやたらと笑いますね。バジルは余裕からの笑いがこみ上げてきているようですが、ブウは相手の攻撃が遊びと感じられて面白いという笑いなのでしょうね。どうも敵側が笑いまくっていると小物に見えてきますね。

バジルは光線技も持っています。「シャイニング・ブラスター」「ヴォルフガング・プレッシャー」の2種類ですね。足から放たれるエネルギー弾で、ブウの腹に穴を開ける辺りなかなか強力でした。「ヴォルフガング」とは人の名前だと思いますが、どういういきさつで技名に入れたのでしょうかね。

・その他のキャラクター

第9宇宙界王神ロウ

界王神でありながらも自分の宇宙並びに第7宇宙をも口汚く言う、人格者とは言いがたい界王神です。ですが話を盛り上げるためにはやはりこういう役どころが必要ですから、しっかりと役目を果たしているとも言えます。

ロウが第7宇宙の界王神のようにオロオロしているだけですと、ブウや悟空に自分の選手がボコボコにされていくのが気の毒に見えてきますからね。

バジルにドーピング用なのか薬のようなものを当てるなど、反則にも積極的に加担します。たまたま試合中に何かを摂取することを禁止されていませんでしたが、もしルールで反則となったならば単に第9宇宙の評判を下げるだけでしたね。元々低いから変わらないかもしれませんが。