口もうまいベルガモ 超 81話 「潰しのベルガモVS孫悟空! 青天井の強さはどっちだ!?」

一言で感想 : いい能力だが活躍できるイメージが少ない

アニメオリジナル要素 : ★★★★★
マンガ版 : 5巻28話

・あらすじ

全覧試合の最後は悟空対ベルガモ。ベルガモは試合の前に悟空を非難することで自分が応援される流れを作り、攻撃を吸収できる能力で優位に立つが、悟空は超サイヤ人ブルーに界王拳をかけて一気に勝負をかける。

非常に口がうまい

トリオ・デ・デンジャーズで最も強いらしいベルガモが登場して悟空と戦います。ですがその前に、全王様主催の力の大会の結果次第で敗れた宇宙が消滅することが明かされています。これによって各界王神や破壊神が不安となっている状況ですね。
ベルガモはそのきっかけとなってしまった悟空を非難。さらにベルガモが悟空を倒せば宇宙消滅を無効にしてほしいと懇願。つまり悟空を悪者にしてムードを自分の味方に付けようという考えです。うまいことやっています。

こんな願い全王様が聞き入れるのかと思いましたが、意外にもOKが出て、場はベルガモ応援に傾いています。まあ悟空はそういうのを気にしない性格ですから心配はありませんね。これが悟飯だったら雰囲気に流されそうなので危険です。
『潰しのベルガモ』と呼ばれているようですが、戦い意外のところで潰してくるということなのでしょうか。

便利な能力

ベルガモは相手から食らった攻撃を自分の力に変え、倍の力で返すことができるそうです。いい能力ですが、人造人間19号やヤコンなど、相手の何かを吸収する敵とは戦ったことがある悟空です。対応策がないとも思えません。

身体が大きくなっていくベルガモは戦う武舞台が決まっている状況では不利に思えます。悟空に死角から攻撃を受けますがそれをも吸収してさらに巨大化。ベルガモはいい能力だと思いますが、だいたい何らかの形で破られてしまうものでもあります。味方になってもあまり活躍できないパターンかと思います。

悟空のかめはめ波に対してベルガモは光線技のウルフガングペネトレーターをぶつけます。一時優位に立つほど強力な光線技ですが、そもそも悟空の攻撃分を返しているわけなので、戦い直後に撃っていたらどれぐらいの威力なのかはわかりません。

相手のボス戦ですが今回1話で終わりとややあっけなかったですが、悟空にはこの直後の戦いもあるようなので早めに切り上げてもらってよかったですね。

・その他のキャラクター

大神官

全覧試合を見て、今後の力の大会のルール策定の参考にしています。試合中に細かなところまでルール等を考えているあたりは有能です。
収支冷静に話をしているようでしたが、力の大会がバトルロイヤルであることへの懸念が出た際には、「広い武舞台にしますから」となぜか悪人顔になっていました。