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一言で感想 : ネットで話題になった回
アニメオリジナル要素 : ★★
マンガ版 : 5巻27、28話
・あらすじ
相変わらず修行したくてうずうずしている悟空はウイスに修行を申し込むが、全王様との間で全宇宙を巻き込んだ武道会を行う話が出ていたことを思い出し、直談判に向かう。
新章に突入
いろいろとネットで話題に上る語録が生まれた回です。「バカなことやってねえで働け」も、「オラ悟天が生まれたときは死んでたかんな」もこの回なので、ネタを押さえる意味ではお得な回ですね。なお今回からオープニング曲が氷川きよし 「限界突破×サバイバー」に変わりました。
収穫した野菜を売りに市場へ行った帰り、悟空は強盗に襲われます。「バカなことやってねえで働け」はその時のセリフ。難なく倒したはずでしたが、気を失っていなかった1人から銃撃されて傷を負ってしまいます。油断しているとダメージを受けてしまうんですね。
マンガ版とも共通点が多く、ウイスとの待ち合わせ場所をカプセルコーポレーションに設定するあたりは同じ。アニメでは悟天がアドバイスを与えてくれ、豆大福を贈答用に準備して持って行きます。マンガでは単なる大福を渡す展開でしたね。
妊娠中のブルマは臨月の状態でしたが応対してくれます。悟空が手に持った袋は自分へのお見舞いだと早合点し、ウイスへのものだと知って少し気分を害しました。ウイスに渡す予定のものを急遽ブルマにあげようと方針変更する悟空でしたが、悟天が常識人っぽく、そういうことはするべきではないと注意してきます。
武道大会が決まる
ベジータも常識人っぽくなっています。出産間近なブルマのために自分は修行には行かずに妻の側にいることを選びます。出産の時に不在だと一生恨まれる、というのがその動機のようですが、まあその通りだと思いますね。悟空はベジータの気持ちが理解できないままです。「オラ悟天が生まれたときは死んでたかんな」とか言ってます。
悟空はウイスとの修行の最中、全王様との間で全宇宙の武道大会のことを思い出します。ということでさっそく全王様のところへ行って、その予定を立ててしまいます。行動が早いです。
行動が早いというと、全王様も大神官ですね。悟空が戻ってきてすぐに向こうでは武道大会の開催が決まったようで、通達を出してきます。もの凄いスピード感です。起案した直後に決裁者にいきなり話が行ったからですね。
・その他のキャラクター
ビルス
闘いの勘が鈍って傷を負ってしまった悟空に対して、「お前も破壊神になるか?」と勧誘とも取れる一言。悟空がそれを真に受けたら実現可能なのでしょうか?
今回は悟空がまた全王様に会いに行こうとするため、必死で止めようとするのですが止めきれませんでした。いざとなれば悟空を消すこともできますが、それをやると自分の宇宙の戦力が大幅に減るという打算もあるのかもしれません。