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一言で感想 : 結局どういう森なのか
アニメオリジナル要素 ★★★★★
マンガ版 : 5巻26話以降
・あらすじ
修行の一環として亀仙人に極楽草を採ってくるように言われた悟空とクリリンだったが、その在りかである「おそろしの森」で過去に戦った強敵たちと対峙する。かつて自分を殺した相手を前にクリリンは冷静さを失い逃げてしまう。
なぜかブルマが敵に
長いことマンガ版では描かれないアニメオリジナルの回が続いていましたが、いったん今回までで次回から宇宙サバイバル編です。今回はその前のクリリンのパワーアップイベントとしての位置づけになりそうですね。
亀仙人に言われて極楽草を探している悟空とクリリンは「おそろしの森」に入っていきますが、そこにフリーザやセル、ブウ、ベジータやナッパ、ラディッツ、ギニュー特戦隊、ピッコロ大魔王、タンバリン、ダーブラといったかつての強敵が出現して襲ってきます。「メリダとおそろしの森」というのがディズニーの映画でありましたね。
なぜか途中からブルマも登場して襲ってくるというわけのわからない展開。外でこの様子を見ながら解説してくれる占いババによると、悟空とクリリンの戦いの記憶の中から敵が出現しているとのことですが、ブルマが出てくる理由としては弱いですね。このブルマ飛んでますし。そんな記憶はないでしょう。
クリリンがこの状況でおびえまくっていて、出てきたブルマも本物扱いして攻撃することをためらっています。悟空があれは本物のブルマではないと指摘するという、「ドラゴンボール超」では珍しい冷静さを発揮します。
久々の超サイヤ人3
クリリンはかつて自分を殺したタンバリン、フリーザ、ブウに特におびえます。石にしてきたダーブラも同様。それぞれに殺されたときの様子が回想されますが、タンバリン戦はかつての「ドラゴンボール」のアニメでの放送内容がそのまま流れるわけではなく、描きなおされていますね。
ここで出てくる敵は自分たちの気をエネルギーにして出現しているようだと考えた悟空。精神的に落ち着けば奴らの姿を消せると気づくのですが、その前には戦おうとして超サイヤ人3になったりします。この姿を見るのは久々ですね。
森自体はいまいちどういった森なのかわからないままでした。一回きりの設定ですね。占いババはどこまで関与していたのかもわかりませんし、悟空が落ち着いたら敵が姿を消したのに、クリリンが落ち着いても敵の動きが止まるだけなのもどういう理屈かわかりませんでした。クリリンの精神的な成長はいいと思いますが。
・その他のキャラクター
18号
マーロンとともにクリリンの様子を見にカメハウスへやってきています。
よく考えたらクリリンが恐れる敵としてセル以外の人造人間が出てきてもおかしくなさそうですが、18号が出てきたりするとクリリンの成長という今回のテーマがわけわからなくなりそうなので、出さなかったのかもしれないですね。