ここからナメック星編の始まり！ Z 36話 「飛び出せ宇宙へ！希望の星はピッコロの故郷」

一言で感想　：　新たな舞台に期待が高まります

アニメオリジナル要素　★★★
原作　：　21巻242、243話

・あらすじ

ベジータが退却し、亀仙人やブルマたちが戦死したZ戦士たちの遺体を収容する。ピッコロが死んで誰も生き返らせることができないかに思われたが、クリリンは何か方法を知っているようだ。

・見どころ！

嘆き悲しむブルマがヤジロベーを責めまくる！

飛行機から降りてきたブルマたち。
原作とは大きな違いがあります。

原作では誰が生き残り、誰が戦死したのかこの時点ではわかっていません。

ですので、ピッコロが生き残っていると思ってやってきたブルマや亀仙人は、ドラゴンボールで皆を生き返らせることができると考えていましたが、実際はピッコロは戦死しており、味方側ではヤジロベーが生き残っていたと知り、落胆します。
ヤジロベーが出てくるシーンはギャグのようにもなっています。

一方アニメではカメハウスにて、占いババの水晶玉で戦況を確認していますので、ピッコロが死んでいるのをすでに知っています。
ですのでヤジロベーがぬっと出てくるシーンが省かれるのかと思っていましたが、しっかり残っていました。

ヤジロベーが「悪かっただな、オレで」と出てくると、ブルマが怒りを爆発させます。
逃げ回ってばかりで戦わなかったと罵倒し、アンタみたいな役立たずはピッコロの代わりに死ねばよかったとまで言います。

これはさすがにヤジロベーがかわいそうです。ヤジロベーも怒りだし、ぐれちゃうぞと言っています。
実際にもう協力してくれなくなっても不思議ではありませんが、それでも仙豆を持ってきてくれたり、後からアニメオリジナルですがナメック星へ行こうとしてくれる辺り、結構いい奴です。

今回はブルマやクリリンの回想として、戦死したヤムチャ、餃子、天津飯、ピッコロの最期の場面が再び流れます。悲しい雰囲気でAパートが終わります。

いざナメック星へ！

サイヤ人たちがナメック星にドラゴンボールがあるという話を、クリリンが覚えていました。
界王様に星の場所を調べてもらい、宇宙船を準備して向かうこととなりました。

この辺りは少々込み入った情報を整理するシーンですが、結構設定が面白く、それぞれが意見を出し合っていくという珍しい場面でもあります。

ヤジロベーが想像するナメック星人にはひげを生やしているものもいましたが、髪がないのにひげはあるんですかね？

次回からはいよいよ宇宙船探しとなります。

・その他のキャラクター

カリン様

前回飛行機に同乗してやってきました。

今回はクリリンからナメック星の話を聞き、「ばんざーい！ばんざーい！」と喜んでいます。ちょっとかわいいですね。師匠クラスがごつくなくて、妙にかわいいキャラが多いアニメです。