今回も貴重な日常回! 超 2話 「約束のリゾートへ! ベジータが家族旅行!?」

一言で感想 : なかなかベジータらしさが表現されている印象でした

・あらすじ

ベジータはかつて重力室でトランクスとかわした約束を果たしに、家族でリゾート地へ向かう。一方悟空は界王星へ行き、念願の修行を再開するのだった。

・見どころ!

久々の界王様登場!

このブログはアニメと原作の違いを紹介していこうという趣旨で始めたので、本来であれば、とよたろうさんの描くコミックスとの比較をしていくべきなのでしょうが、最近家の本を減らしまくる必要があって、なかなか新たな本を買う余裕がありません。どうしようか思案します。

さて、界王様の声優は八奈見乗児さん。アニメのZと同じですが、さすがにあれから時間が経過しており、八奈見さんの声もかなり変わっています。
というか別人かと思いました。

界王様のダジャレ好きなノリや、絵柄は過去からそれほど変わっていません。セル編で死亡したままなので天使の輪っかが付いています。
修行目的で悟空がせっかくやってきたのですが、あまり歓迎するでもなく若干迷惑そうです。来て早々メシをたかっているので少し困っているようですね。

ベジータもリゾートで楽しむ!

日常パートではギャグキャラ化が進みつつあると言われるベジータ。
ナメック星時のヒリヒリした感じをたまには見せてくれてもいいと思いますが、マイホームパパ状態の丸くなったベジータを支持する声も一定数ありそう。
なかなか昔のような冷静で狡猾なキャラには戻れないのでしょうね。

かつて天下一武道会の出場直前にトランクスと修行していた際、ベジータは「顔面に一撃だけでも食らわせられたら遊園地に連れて行ってやる」と約束をしていました。

結局一撃が顔面をかすってしまいましたので、約束を守るベジータは遊園地を通り越してリゾートへ家族を連れていくことにします。

私が個人的に感心したのが、リゾート島へ着く前にブルマが運転する飛行機の上に突っ立っているベジータの描写。
立っているだけなので修行の足しにもならないというベジータに対して、挑発と受け取ったブルマは旋回して雲の中から水中へ入り、きりもみ運転で水面から外に出て森の中へ突っ込んでいきます。

ベジータがギャグキャラ化していたら、ここでベジータが慌てる様子が入ってもよさそうなものですが、あくまで表情を崩さず「くだらん」の一言。キャラを壊さずに日常シーンをうまく消化しています。

以降はレストランで出てくる料理を満足げに食べます。
ここではやけに嬉しそうですが、何かを食べている時のベジータの顔は穏やかなことが多いので、さほど意外ではありません。テンションが高いのは少し気にはなりますが。

なんだかんだで家族サービスに長いこと付き合ったベジータですが、最後もベジータらしい行動で島を発っていきました。

・その他のキャラクター

ウイス

恐竜の肉を食べようとして、そこに立ちはだかる敵(?)を倒したビルス。
ウイスはそんなビルスに声かけします。
最近何かが気になっているというビルスは、「耳くそが耳の奥でずっとカサカサ言っているみたい」と例えます。汚い例え。

ウイスの顔がアップになりますが、嫌悪感を露わにしています。なんて顔だ。
さっさと話題を変えてしまいますし、汚い話は嫌なんでしょうね。