ビアンカ似の店員 Z 241話 「悟天トランクス全世界に指名手配」

一言で感想　：　バビディがノリノリで面白い回です

アニメオリジナル要素　★★★★
原作　：　39巻470話

・あらすじ

バビディは私怨により、自分の邪魔をしてきたピッコロ、トランクス、悟天を地球中に指名手配する。人々を脅し、ピッコロたちに姿を現すよう促すため、ブウによってある街の住民は飴玉にされてしまう。

・見どころ！

ケーキ屋を襲う魔人ブウ！

今回も多少、アニオリ場面があります。
ただ原作の1話分をアニメの1話にしているため、あくまで付け足しのような位置づけ。

お腹を空かせた魔人ブウは、唐突に街中に降り立ちます。

道路に降りたため、車のドライバーのあんちゃんが因縁をつけてきます。
それに対してブウは「おまえはもうおしまい　バイバイ」と、ベジータに言ったのと同じようなセリフで挑発。
さらにベジータにやったのと同じように、自分の体の一部を粘土のように飛ばして、あんちゃんを絞め殺してしまいます。

次に向かったのがケーキ屋。
奥の工場では作られたケーキがベルトコンベアで流れてきますが、次から次へと魔人ブウの口の中に。

ケーキを食べつくした魔人ブウは店を出て行き、お世話役状態になっているバビディもそれに続こうとしますが、女性の店員に止められます。

ここで登場する女性店員は2人。1人はバビディの前に立ちはだかり、料金と店の弁償を要求する肝っ玉。マントをつかんでジャイアントスイングしている最中に、バビディの魔術で遠くに飛ばされてしまいました。
もう1人はドラクエ5のビアンカ似。本当にそっくりで、大丈夫なのか心配になるぐらいです。ただ性格は穏やかなようです。

Aパートではこのように魔人ブウがそこまで暴れていないため、もしかしてあまり恐ろしい存在ではないのかも、と思わせてくれるのですが、Bパートでは原作通り、街の人々をお菓子にして食べてしまうシーンが描かれています。

バビディによってピッコロたちが指名手配！

バビディは人探しの魔術はできないのでしょうか。
地球の人々に呼びかけ、ピッコロたちが出てくるように促すとともに、情報提供も求めます。

前にも書きましたが、トランクスや悟天ってそんなにひどいことしたんだろうかと思います。
しかもバビディの横を通り過ぎて行ったときは超サイヤ人でしたし。その割に人々に贈られたトランクスと悟天の映像は、通常の状態でした。

バビディ自身もダブルピースでご挨拶。本当にお茶目で、どこか憎めない奴ではあります。私だけかもしれませんが。

「ボクはあまりグチャグチャってのはスキくないからね」とか言っています。スポポビッチが聞いたら悲しむでしょうね。

・その他のキャラクター

ビーデル

悟空によってベジータと悟飯の死が皆に告げられます。
ブルマが泣き叫び、チチが倒れるのは原作通りですが、アニメではビーデルが悟飯の死を信じたくなくて涙を流すシーンがあります。

実際には悟飯は界王神たちによって助けられているシーンが入るので、いまいち感情移入しづらい所ではあります。ブルマは気の毒ですが…
ちなみにブルマを見ているデンデや18号の表情が、全く同情しているように見えなくて妙なおかしさがあります。