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一言で感想 : 原作1話半のボリュームだがなぜか尺稼ぎもある
アニメオリジナル要素 ★★
原作 : 41巻491、492話
・あらすじ
ブウの想像以上の強さの前に、ついにゴテンクスは特訓して完成させた大技、スーパーゴーストカミカゼアタックを繰り出す。見事にブウをバラバラにすることに成功するが、ブウの再生能力はそれをさらに上回っていた。
・見どころ!
異様に長い必殺技
今回はAパートが丸ごとスーパーゴーストカミカゼアタックの発動と命中まで描かれます。
原作の1話ともう半分ぐらいがアニメ化している回なのでほぼ原作通りですが、ところどころで演出が追加されていますね。
最初のオバケが1体のみでブウに向かって行き、ブウがチョップで迎撃しますがそのまま爆発するという一幕。
チョップを食らったオバケが爆発寸前にニヤリと笑います。これは自然な感じでいいですね。
あとは大量に出てきたお化け同士の私語が追加されます。
ガキのオバケなのでこういう子供同士の感じのノリもいいのではないでしょうか。ちなみにオバケ役の声優に、阪口大助さんの名前がありますね。
原作に倣い、ゴテンクスの作戦が成功してブウを木端微塵にするところまでギャグパートを含めて丁寧に描かれています。
ピッコロの「すごい闘いだがどこかくだらないぞ…!!」という印象深いセリフも今回。
再生ブウの怒りの攻撃
原作通り、スーパーゴーストカミカゼアタックを食らったブウが再生してしまいます。
ちょっと忘れていましたが、再生直後のブウはかなり怒っていますね。
ピッコロはゴテンクスに対し「さっきのスーパーゴーストアタック」と言い、ちょっと技名を誤っています。
原作では正確な名前を言っていたのですのでアニオリ箇所ですかね。
わざと更なる大技を出し惜しみしていたゴテンクスでしたが、怒れるブウにボコボコにされて、形勢が危うくなってきていよいよそれを出す気になります。
「ピンポンパンポーン♪」と館内放送で告げるかのようにそれを宣言するところなのですが、ゴテンクスの音程が想定と違っていました。
ピンポンパンポンって、館内放送とかだと上っていく音階なのですが、ゴテンクスは平坦に喋っているだけです。まあどちらが正解なのかは結論が出ない話ですけどね。
ピッコロが精神と時の部屋の出入り口を破壊し、ブウも誰もここから出る事ができなくなったところで終わりです。
原作だともう少し後の、ブウが時空に穴をあけたところで終わりです。どちらの終わり方でも先が気になる引きですね。
・その他のキャラクター
ミスター・サタン
いつの間にかひどく披露しながら荒野を歩いています。
ブウが助けた子犬だけは元気そうにサタンの後をついてくるので、少しウザくなってきているようにも見えます。
なぜかここで、サタンがデブブウとガリブウの闘いを思い出すという、尺稼ぎ以外の何でもないようなどうでもいい場面が追加されてしまいます。
今回は原作1話半分を使えているのに、なぜ尺稼ぎまでするのか釈然としません。