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一言で感想 : チャパ王とパンプットが倒される衝撃
アニメオリジナル要素 ★★★
原作 : 12巻136話
・あらすじ
天下一武道会後にクリリンが何者かに殺害される。激昂した悟空は周囲の制止も聞かずに犯人を追いかけ、クリリンを殺害したタンバリンの元へたどり着く。
・見どころ!
タンバリンに挑む悟空!
新たな敵タンバリンを前に激高する悟空。タンバリンの声はフリーザと同じく中尾さんなので親しみやすいですね。
クリリンを殺したのはお前かと詰め寄ったところで回想が入ります。クリリンがタンバリンと闘っている様子が描写されます。
クリリンはタンバリンの上空からの一撃を最初はかわせます。意外と頑張っていたのですね。
ですがクリリンが放つ攻撃はすべてかわされてしまい、姿を見失ったところで頭部に強烈な蹴りを食らってしまい、それが致命傷となってしまいました。
クリリンも天下一武道会で体力を消耗していなければ、もうちょっと善戦できていたのではないかとも思います。タンバリンと闘う亀仙流メンバーは、初戦の悟空もクリリンも、後から闘うヤムチャも皆状態がよくないままの勝負ですね。
悟空とタンバリンの初戦ですが、アニメでは原作よりも長くなっています。筋斗雲で周囲を回って翻弄しようとする悟空に対し、舌を伸ばして悟空をとらえるタンバリン。一度倒されたかに思われた悟空が再び立ち上がって攻撃するところなどが追加されています。
武道家たちが犠牲に!
アニオリ要素でやはり興味深いのがタンバリンの武道家殺しでしょう。見覚えのあるメンバーが次々とタンバリンに狙われます。
まず犠牲になったのがチャパ王です。道場らしきところには弟子でしょうか、修行している武道家の姿が。襲い掛かってくる弟子たちをあっさりと倒して稽古を終えようとしたところにタンバリンが来襲します。
得意の八手拳で攻撃しますが、すべてタンバリンにかわされ、逆に「俺様は百手拳だ!」と言われて連続パンチを受けてしまいます。去ろうとしたタンバリンに弟子たちが襲い掛かるのですが、揃って倒されてしまったようです。チャパ王は尊敬されていたようですね。
次に犠牲になったのがパンプットです。キックボクシングの試合中。対戦相手はルーク・チョンパ某。おそらくチューチャイ・ルークパンチャマを念頭に置いたネーミングでしょう。
タンバリンの実力をなめているパンプットでしたが、蹴り一発でコーナーポストに激突させられてKO。
・その他のキャラクター
ランチ
ほぼ原作通りですが、クリリンの亡骸を抱えるところで「こんな姿になっちまって…」と悲しみを露わにします。
カメハウスでの付き合いがそれなりに長いですから、思うところがあるのでしょう。