餃子と神龍の死! 無印 112話 「若がえるか!?ピッコロ大魔王」

一言で感想 : 意外と弱かった神龍

アニメオリジナル要素 ★★
原作 : 13巻147、148話

・あらすじ

武天老師の命をかけた魔封波が失敗して、命を落としてしまった。ピッコロ大魔王はドラゴンボールを7つ集め、自らの願いである若さを手に入れた。さらに今後の脅威とならないように神龍をも殺害してしまう。

・見どころ!

まさかの餃子と神龍の死!

今回も概ね原作通り。
魔封波を失敗した武天老師が死亡し、ピッコロ大魔王はドラゴンボールを7つ手に入れました。そのまま自分の願いを叶えるために神龍を呼び出します。

天津飯はテレパシーを使い、岩陰に潜んでいた餃子に呼びかけました。ピッコロよりも先に神龍に願いを言って、ピッコロの存在を消し去るよう指示します。
皆の不意を突いて神龍の前に現れ、願いを言いかけたのですがピッコロ大魔王のエネルギー波を食らい、餃子が絶命してしまいます。餃子がわざわざ前に出ずに、隠れて願いを言っていたらもしかしたら成功したかもしれません。あるいは神龍に存在を認識されないと駄目なのかもしれませんが。

このあとが驚きの展開で、願いを叶えたから帰ろうとする神龍をピッコロが攻撃。口から放たれた怪光線が神龍を直撃して、断末魔と共になんと爆死してしまいます。神龍って死ぬんだなと、読者や視聴者が驚いたのではないでしょうか。
この頃のピッコロ大魔王の攻撃で倒される割に、のちのドラゴンボールGTで敵に回った神龍たちが比べものにならないほど強いのはまた不思議ではあります。

悟空たちがカリン塔に到着

悟空はヤジロベーの運転する車でカリン塔へ向かう道中。神龍が呼び出されて何者かの願いが叶えられたことを察します。
ヤジロベーからカリン様とはどういう人物なのか質問を受けます。前の話では腕がいい医者のような解釈をしていたヤジロベーでしたが、話が戻っているような気もします。

今回の最後でついにカリン塔の元へ到着。ウパやボラと再会して喜び合います。

・その他のキャラクター

ピラフ一味

ピッコロ大魔王が若返りに成功し、世界征服の時が近づいたことを実感します。
世界をいくらか分けてもらえるつもりでおり、中東のような国の王扱いになっている自分を想像してにやけた顔。

いよいよピッコロに世界を分けてもらうよう交渉を始めますが、すでに自分たちが用済みになっていることを告げられます。飛んでいる飛行機から落ちて消えろというとんでもない命令をされ、泣く泣く落とされてしまいます。それでも生き延びてギャグシーンとなっているあたり、凄い耐久力です。マイなんか普通の人間みたいなのに。