タンバリンに怒りをぶつける! 無印 108話 「ピッコロ大魔王降り立つ!!」

一言で感想 : 全員禿頭のドラゴンボール集め隊

アニメオリジナル要素 ★★★
原作 : 12巻141、142話

・あらすじ

ドラゴンボールを追って悟空とヤジロベーの前に現れたタンバリン。クリリンの仇であるタンバリンを見て激高する悟空は戦いを挑む。一方亀仙人たちは引き続きドラゴンボールを求めて移動していた。

・見どころ!

悟空の怒り爆発!

ついにクリリンを殺したタンバリンとの再戦の時がやってきました。あと筋斗雲の仇でもあります。
構えた状態で力を溜めていく悟空は髪が逆立ってきて、今にして思うと後の超サイヤ人化を予感させます。

タンバリンの周りを高速で回ることで残像拳のような効果を生み出します。さすがのタンバリンもその動きを捉えられず、一方的に悟空の連続攻撃を受けます。

観戦していたヤジロベーも悟空の強さを認めました。しかもタンバリンを悟空との約束通り食べようとします。シンバルと違って全く美味くなさそうで、それでもいいのだろうかと私は思っていましたが、周到なヤジロベー。生では不味そうなので、火を起こすという準備もしていました。

タンバリンの不意打ちもよけた悟空。クリリンと筋斗雲の痛みを味わわせようとします。ナッパ戦でもそうでしたが、悟空は弔い合戦では死んだ仲間の名前を挙げつつ相手に恨みをそのままぶつけようとする傾向があります。

今回もドラゴンボール集め

Bパートはアニオリ。
亀仙人たちはすでに3つのドラゴンボールを集め、次を探しに飛行機で移動しています。かつて弟子をとった当時の悟空とクリリンの姿がもの悲しく亀仙人の脳裏に浮かんでいました。クリリンが死に悟空も行方不明となった今、師匠の亀仙人はどうするのでしょうか。

やってきたのは地獄のような針の山。どうもそこの洞窟にドラゴンボールがあるようです。
餃子は飛行機から降りる直前に超能力でカラスを追い払う活躍。それがあってか洞窟内部へは連れて行かれず、天津飯と亀仙人だけで向かいます。

カラスの存在が伏線となり、ドラゴンボールを発見。鳥が光り物を集めるという習性によってボールも持っていかれていたようです。

亀仙人の光る頭も標的になり、カラスが追ってきます。
外で待っていた餃子は、亀仙人に対して「これ被るよろし」と帽子を放り投げます。昔の漫画の中国人みたいな喋り方。

そもそも亀仙人も天津飯も餃子も髪がないですね。剃っている人も居るのでしょうが、こういうメンバーがそろうのは珍しいですね。ヤムチャや悟空がいればそのあたりの印象は薄れるのでしょうが。

・その他のキャラクター

ピッコロ大魔王

シンバルに続いてタンバリンが殺されたことで怒りが収まりません。
互いが相手のメンバーを殺し合うことで落としどころがなくなり、恨みもエスカレート。ヤクザの抗争のようになってきました。

タイトルでは「ピッコロ大魔王降り立つ!!」となっていますが、結局今回は降り立ちませんでした。