天津飯の昔の因縁! 無印 107話 「孫悟空・怒り爆発!!」

一言で感想 : 天津飯はこういう奴でした

アニメオリジナル要素 ★★★★★
原作 : 12巻140、141話

・あらすじ

タンバリンはシンバルを倒した者の後を追うが、ヤジロベーも悟空も移動しているためになかなかたどり着けない。一方亀仙人や天津飯は着々とドラゴンボール集めを進めていた。

・見どころ!

天津飯たちのドラゴンボール集め!

ほぼ全部アニメオリジナルの内容の回です。
まずは亀仙人、天津飯、餃子のドラゴンボール集めのパートから。

コミックス1巻に出てきたような熊っぽい男が、船のような車で移動する海賊(?)となっており、その彼がドラゴンボールを持っています。ドラゴンボールと引き換えに100万ゼニーを要求。
最初は穏便にボールを渡してもらおうとする亀仙人たちでしたが、交渉が決裂して逆に身ぐるみを剥がれそうになってしまいます。

結局戦いに。餃子が超能力を駆使して銃弾を空中で止めるという技を披露。その隙に亀仙人が熊の手下を倒し、天津飯が熊の持っている銃を奪い取るという早業が見られます。それぞれ実力のある、なかなかいいトリオですね。

次に荒野の街にやってきた一行。ドラゴンボールは家の中にあるそうですが、そこで天津飯と出会った男が問題。
この男も元々武道家だったようで、どこかの試合において天津飯と対戦。2人の実力に開きがありましたが、天津飯に追い打ちをかけられるなど必要以上に痛めつけられてしまいました。試合後に病院に直行し、戻ったときには2年半も経っていたそうです。

「当時の俺はどうかしていた」と語る天津飯。彼はこの前の試合でヤムチャにも追い打ちをかけていましたから、当時どころかちょっと前までどうかしていましたよね。

当時の恨みが深く、男の妻が天津飯を殺人犯だとして警察に通報。最近の事件が知られており、武道家を大勢殺せるのは天津飯しかいないという推理ですね。その誤解は解けましたが、男は天津飯を許す気はないようです。ドラゴンボールも当時の天津飯のように乱暴に家捜しして持っていけとの態度。

改心している天津飯が土下座して頼むことで、男も少し許す気になったようです。

逃げるヤジロベーと追いかける悟空

悟空はヤジロベーの持っているドラゴンボールを貸してほしいと頼みます。クリリンを生き返らせるのに必要だからですね。
ヤジロベーはドラゴンボールを売って金に換えようとしていますので、両者の交渉も決裂。逃げていくヤジロベーを悟空が追いかけていきます。

原作だとシンバルを倒した現場にすぐにタンバリンがやってくるのですが、アニメでは2人が移動しているため、タンバリンがさらにその後を追いかける形になります。

途中で共に魚を捕って食べるなど仲の良さそうなシーンも見られるのですが、ヤジロベーは徹底して悟空を撒きにかかります。

逃げているヤジロベーのところにタンバリンが飛んできます。悟空より先に着きました。

・その他のキャラクター

ピラフ、シュウ、マイ

ピッコロ大魔王がぶちギレているので、3人で縮こまっています。今回は出番少なめ。