うすいグレーか… 無印 104話 「よみがえれ孫悟空!!」

一言で感想 : さらに3人の犠牲者が出てしまう

アニメオリジナル要素 ★★★
原作 : 12巻137、138話

・あらすじ

タンバリンによる武道家殺しが続く中で、ピッコロ大魔王はドラゴンボール集めの新たな戦士を生み出す。一方タンバリンに敗れていた悟空は意識を取り戻して活動を再開する。

・見どころ!

次々と殺害される戦士たち!

前回、チャパ王とパンプットがピッコロ大魔王の手下であるタンバリンに殺されてしまいました。
今回はもやのかかった街からスタート。野良犬がえさを求め、酔っ払いが道で寝込んでいるのが見えます。と、そこに格闘の音が響き渡ります。

一方がもう一方を殴りつけています。
殴っているのはもちろんタンバリンです。殴られていたのは、かつて天下一武道会でクリリンを苦しめたバクテリアンでした。

タンバリンに相当殴られたようですが、それでも戦意を失わずにパンチを繰り出します。しかし渾身のパンチも受け止められてしまい、タンバリンの手から放たれた電撃によって命を落としてしまいます。ゴミ捨て場に倒れ込んだ姿を見て、タンバリンに「ここが似合いの墓場よ」と罵られてしまうのがかわいそう。

タンバリンは次々とターゲットを見つけているようです。
テレビでも「天空×字拳」でおなじみだったナムが殺害されてしまったことが新たに報道されます。チャパ王ら3人の殺害も同時に報道されていますから、遺して行った紙切れもあり、同一犯の犯行であることは明らかになっています。ちなみにナムの闘いシーンはありませんでした。

どこかの村で川で洗濯ものを洗っている女性たちがいますが、そこに何かが上流から流れてきます。
これが先の大会でジャッキー・チュンに敗れた男狼の遺体でした。おぞましい展開でまるでホラーです。ちなみにタンバリンが見ていた名簿には、彼の変身前と変身後の姿が両方描かれていました。

シンバル登場!

タンバリンが武道家殺しを続けているので、ドラゴンボール集めの方は中断している状況。それを側近のピアノに指摘され、ピッコロ大魔王はもう一体の戦士を生み出して、そちらにドラゴンボール集めを担当させることにしました。

ピッコロ大魔王は「ポコペンポコペン…ダーレガツツイタ…」の呪文を使い、魔力によって戦士を生み出すことができます。ちなみにこの直前にはマイがピッコロ大魔王が所望したメロンソーダを持ってきます。彼は意外とこういうのを飲むんですね。

・その他のキャラクター

孫悟空

前回タンバリンに空中から地面に落とされて死んだかに思われた悟空でしたが、生きており意識を取り戻しました。
しかし空腹状態は回復していないので、起きてすぐに食べ物を探し始めます。

ですが本来の力が出せず怪しげな植物に捕まりそうになったり、獲物として向かって行ったカンガルーには逆にパンチされて倒れ込んでしまう始末。

ブルマ

皆とカメハウスで作戦会議。事情を知らない天津飯と餃子にドラゴンボールについての説明がなされます。
亀仙人がブルマのパンツを見て「うすいグレーか…」と呟くのも今回。