天津飯が起きていれば 無印 111話 「亀仙人の最後の魔封波!!」

一言で感想 : 封印できたら未来が変わっていた

アニメオリジナル要素 ★★
原作 : 13巻146話

・あらすじ

ドラゴンボールを集め合うピッコロ大魔王と亀仙人たちがついに対峙。亀仙人は捨て身で魔封波を仕掛けてピッコロ大魔王を封印にかかる。

・見どころ!

ピッコロ大魔王対武天老師!

ついにピッコロ大魔王との闘いの時がやってきました。亀仙人はサングラスも取り、武天老師としてのスタイルになったのでしょうか。真面目な体制でピッコロに挑みます。

原作ではすぐに魔封波を放っていましたが、アニメではピッコロの攻撃を何発か受けます。指先から放たれるエネルギー波はガードするものの吹っ飛ばされ、両腕からの真空派のような技でも岩山へ叩きつけられます。それでもあまりダメージは受けていないようで、顔つきは変わっていません。
間近にエネルギー波を浴びせられても全く動じていないのは、武天老師の決意の表れでしょうか。

武天老師がカプセルから取り出したのは、原作でもおなじみの電子ジャー。師匠である武泰斗様がピッコロを封印したときの回想が流れます。武天老師は当時、ジャーのふたを閉める役割を担っていたようですね。それならば今回も、天津飯あたりをサポート役に動けるようにしておけばよかったのですが。

ついに放たれた魔封波!

ピッコロ大魔王は武天老師の話を聞いて逃げようとしますが、そこは逃しません。ついに魔封波が放たれます。
武天老師の体から凄まじいエネルギーが放出され、ピッコロを襲います。完全に自由を奪われたピッコロはもはや電子ジャーに封印されるのみとなっていました。

しかし魔封波を放ったことによる風圧からか、電子ジャーがぐらぐらと揺れていることに天津飯が気づきます。結果として狙いが外れ、ピッコロを電子ジャーに入れることができませんでした。このとき天津飯が電子ジャーの真横で支えたりできていればよかったのですが、彼を気遣うあまりに眠らせようとした武天老師側のミスであったとも言えます。

ここでピッコロ大魔王を封印できていたとしたら、悟空が(カリン様にピッコロ封印を教えられて)超神水を飲まなかっただろうとか、その後マジュニアが出てこなかっただろうとか、いろいろなことが変化していたと思われます。分岐点となる闘いでした。

・その他のキャラクター

ウーロン

今回の序盤にドラゴンレーダーを見ていたところ、ドラゴンボール2つが消えたことに気づきます。これはピッコロ大魔王が2つを飲み込んでしまったことが原因です。
カメハウスの仲間にボールが消えたことを報告しますが、ブルマやヤムチャからは信用されません。オオカミ少年のような扱いでかわいそう。

ですが意外とランチからフォローしてくれるような一言が入り、なんとなくその場は流れていきました。