ジングル村のスノが登場 無印 113話 「キングキャッスルの攻防!!」

一言で感想 : 意外と原作からの変更が多い回

アニメオリジナル要素 ★★★★
原作 : 13巻149話

・あらすじ

ドラゴンボールで若返ったピッコロ大魔王はついに世界征服に向けて動きだす。国王のいるキングキャッスルを襲撃するが、ちょうど祝賀会中で激しい反撃に遭う。

・見どころ!

国王のお祝いにスノもやってきた

ピラフ達をお役御免としたピッコロ大魔王は、キングキャッスルに向かいます。到着までにピアノが世界各国の風土を地球儀で紹介しているのですが、退屈に感じたピッコロは地球儀を破壊。

アニメオリジナル要素として、ちょうどこの日は国王の在位20年を祝う祝賀行事の日でした。ピアノはなんでそんなこと知ってるんでしょうか。結構勉強家です。
平和の象徴となっているキングキャッスルに世界各国から人々が集まって、お祝いムード一色です。

集まった人たちを、ピッコロの世界征服を祝っているという扱いにしてやろうと考えるのが、実に自己中心的でいいですね。

世界各国の少女達から国王に花束が贈られます。皆がその様子をニコニコ見ていて、国王が好かれていることがわかります。ジングル村のスノが登場。過去にレッドリボン軍にドラゴンボール探しで被害を受けていた人たちの一人で、村の皆がテレビでスノの様子を見守っています。

同時にキングキャッスルはピッコロ大魔王に襲われており、軍隊がすでに攻撃を仕掛けています。当然歯が立たないのですが…軍隊でドラゴンボールキャラを制圧できなくなってきたのはこのあたりからでしょうかね。この時点でも天津飯やジャッキーチュンあたりはまだ軍隊総攻撃で止められるようにも思いますから、ピッコロ大魔王で一つ壁があるように個人的には思います。

原作通り屈強な大男が登場して闘いを挑みますが、あえなく倒されてしまいます。ここでも原作からの変更点が一つ。原作では大男が倒された後に普通の兵士がピッコロに脅されて国王の居場所を吐いてしまいます。
大男が命がけで秘密を守ろうとしたのに、他の兵士が仕方ないとは言えあっさり口を割ってしまう一コマでした。アニメではこの兵士が喋る前に、飛行機で逃げようとする国王をピアノが発見。ピッコロが後を追います。

ブルマやヤムチャが現地入り!

ここもアニメオリジナル。似たような場面は原作にもあるのですがアニメとは場所が異なっています。ピッコロ大魔王が願いを叶えた現場にブルマやヤムチャ達が飛行機で到着します。そこでは天津飯が残って魔封波の特訓をしていました。原作では天津飯とは電話での会話でしたが、なぜかアニメではここで会っています。武天老師と餃子の遺体を見て憤る一同。

共に闘うと申し出るヤムチャに対して、あくまで天津飯は自分一人で闘うと言います。ヤムチャは自分も魔封波を覚えたいと言うのですが、天津飯は実際に魔封波をその目で見たものでなければ魔封波を習得できないと突っぱねます。

・その他のキャラクター

ウパ、ボラ

久々の悟空との再会を喜んでいます。悟空の活躍を見て感化され、自分も強くなろうと修行を続けていたそうです。
ボロボロの悟空に対してパンチや投げを仕掛けてきます。もうちょっと状況を察した方がいいと思います。
ヤジロベーからは寝小便小僧とあしらわれてしまいます。あまり仲良くなさそうです。クリリンがウパを見たときとはずいぶんと反応が違いますね。

原作通り、カリン様のもとで鍛え直してもらおうと考えた悟空は、ボラとヤジロベーに手伝ってもらいます。