原作2.5話分 無印 120話 「悟空・怒りのフルパワー!!」

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一言で感想 : ほぼバトルシーンの回

アニメオリジナル要素 ★
原作 : 13巻155、156、157話

・あらすじ

悟空とピッコロ大魔王の闘いが始まり、パワーアップを遂げた悟空が圧倒する。しかし真の力を隠していたピッコロがついに全力を出す。

・見どころ!

悟空対ピッコロ大魔王!

前回は天津飯が絶体絶命のところについに悟空が登場。強敵であるドラムを一撃で倒すという、とんでもないパワーアップを遂げていました。ドラムは出てきたその1話で死んでしまったことになり、実力者だった割に不遇ですね。タンバリンは相当出番が多かったのに。

ドラムがいなくなったので、ピッコロ大魔王本人が悟空と闘います。原作通り5本の指を出して、5秒で息の根を止めてやろうと宣言。ですが悟空に攻撃を受け止められて戸惑いの表情。

闘いによる地響きをキングキャッスルの国王も聴いていました。てっきり西の都が破壊されたのかと思っていたみたいですが、意外と近いところで闘いが始まっていたのでした。国王の部下の声優は郷里大輔さんだと思いますが、ドラムの声でもありましたから次々と出番が来ていますね。牛魔王の声でも出演していましたし。

いよいよ悟空の攻撃となります。「おめえはオラの大事なものをたくさん奪ってしまった…」と言うその脳裏に、クリリンと亀仙人がよぎります。餃子はいませんね。まあこの2人はあまり絡みがないですし。
とんでもない速さで強烈な一撃がピッコロを襲い、吹っ飛んだ巨体が部下のピアノを押しつぶしました。「ピッコロさまー!」と断末魔の声を上げてピアノは絶命。一体何だったのでしょうか彼は。

ピッコロ大魔王のフルパワー!

以降は超スピードの戦いが繰り広げられます。ピッコロの足下などの末端から胸元の中心へと次々と的確に攻撃を当てていく悟空。怒りのラッシュも炸裂しています。

それだけの攻撃を受けたにもかかわらず余裕の表情を見せるピッコロ大魔王。なんとピッコロは力を出し切っていないのでした。フルパワーで闘うとピッコロ自身の寿命が縮むというのがその理由だそうです。神龍に不老不死を願っとけばよかったのでしょうが、若さを戻してもらうだけで満足して、しかも神龍を殺してしまっているから少し間抜けです。

悟空も全力を出していなかったのですが、いよいよピッコロと悟空の双方が全力で闘います。今回は原作の2.5話分ぐらいがアニメ1話に凝縮されていますので、特にアニメオリジナル部分はありませんでした。

・その他のキャラクター

天津飯

魔封波でパワーを使い切ってしまい、闘いを悟空にバトンタッチしています。割と元気そうですが解説と驚き役になっていきそうです。

今回の悟空の攻撃は自分の目でも見えなかったそうです。ですが次の天下一武道会では悟空の動きを捕らえていますから、修行をすればなんとかなる範囲だったのでしょう。