完全に日常回 超 43話 「悟空の気が制御不能!? パンのお世話で四苦八苦」

一言で感想 : パンが宇宙へ行くぶっ飛んだ展開

アニメオリジナル要素 ★★★★★
マンガ版 : なし

・あらすじ

悟空は自らの木が制御できなくなり、界王様に相談しに行くが、結局自宅を壊してしまい悟飯に居候。孫のパンの面倒を見る。

・見どころ!

悟空の調子がおかしい

今回は完全なる日常回ですね。一話完結で。

悟空の食欲がないというところから始まります。ご飯を食べる量がいつもより少ないだけでなく、チチに頼まれて出かけた買い出しにおいても、舞空術中に自分の体が制御できなくなる始末。

こういうときに敵に襲われたりするものですが、幸いにもピラフ一味が出てきた程度でした。まあ、本調子じゃないときに襲われて敵に苦戦する展開というのは、なかなか見ていてイライラするものですからそうならなくてよかったですね。

チチの勧めで相談のために界王様のところへ行こうとしていた悟空でしたが、瞬間移動先を間違えて風呂上がりのブルマのところへ行って夫婦に激怒されます。
他はクリリンとアラレちゃんのところへも。アラレちゃんに「んちゃ!」と挨拶されているのにシカトする悟空…

マイは何なんだ

結局界王様が調べてくれた結果は「遅発性乱気症」。短時間で急激な気のコントロールを必要とする術および技を使うことで発症する病気だそうです。つまり先のヒット戦にて、超サイヤ人ブルー状態で界王拳を使ったりしたのがマズかったようですね。

気のコントロールができず自宅を破壊した悟空は、チチと一緒に悟飯とビーデルの家に居候。ちょうど悟飯たちが不在だったので、ピッコロに教わりながら孫のパンの子守をします。パンはこの時点では完全に赤ちゃんですね。

さて悟空が本調子でないのをこっそり見ていたピラフ一味がここぞとばかりに攻め込もうとします。ここで家からはいはいで出てきてしまったパンと遭遇。焦ってピラフロボでパンを連れて逃げてしまうという結構スピーディーな展開となります。

ついにはパンが潜在能力を発揮して宇宙空間まで行くという、この話が始まったあたりでは全く予想が付かないところまで到達しました。

ピラフたちが子守をするのも笑いどころかもしれませんが、マイが「神様ー!私たちはいいからどうかこの子だけはお助けください!」とかいうのは個人的にかなり嫌ですね。本来悪役でしょうに。マイの聖人化が進んでいるように思います。この先のシリーズを見据えているのでしょうか。

・その他のキャラクター

ピッコロ

悟飯とビーデルの娘であるパンの子守をしています。
すっかり子守役とかチチの小間使いみたいな役回りが多くなってきていますよね。

視聴者に受けがいいのか知りませんが、今回もパンの子守は任せろと言わんばかりで悟空たちにアドバイスをしてきます。ギャグシーンの1つですね。まあピッコロがやけに面倒見がいいのは今に始まったことでもないのでいいと思います。