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一言で感想 : 地球人が全滅して解決せず
アニメオリジナル要素 ★★★
マンガ版 : 5巻25,26話
・あらすじ
トランクスにより一刀両断された合体ザマスだったが不死身の特性を生かして無限に増殖を初めて地球が滅亡の危機に瀕する。そこで悟空は驚くべき人物を呼び出す。
地球人ほぼ全滅
長かったザマスとゴクウブラックとの戦いですが、前回トランクスが合体ザマスを一刀両断したことで決着がついたかに見えました。魔封波の失敗とかベジットブルーの誤算とかいろいろありましたが、悟空がいうように元気玉みたいだったトランクスの剣で倒したというのはなかなか収まりが良かったのではないでしょうか。
しかし空に広がるザマスの顔。バラバラになっても不死身の特性は残っているようで、地球、ひいては宇宙と一体化でもするのでしょうか。このあたりは悟空達は最後の力を振り絞り、かめはめ波、ギャリック砲、ファイナルフラッシュを空に剥けて放ちますが、効き目はありません。YAIBAでかぐやが地球と合体したときのことを思い出しました。
地球が敵になるともはやどうしようもない状態で、ザマスは空からエネルギー波を撃ちまくります。これまで生き延びてきた地球人がほぼ全滅。ハッチャンもカメハウスのウミガメも消し飛んでしまいました。ここの演出って必要だったのかと不思議ですが。しかしハルとかマキとかヤジロベーとかもここで死んでしまったことになり、結構ひどい展開ですよね。しかも蘇らないですし。
全王様による解決
Aパートの悲劇を経てBパート。ここからの展開はスピーディーです。悟空がいきなり全王様を呼び出し、この世界が全て消されます。どうしてこういう終わり方にしたのかさっぱりわかりません。未来トランクスたち生き残りが再び復興に向けて頑張る、という展開では駄目だったのでしょうかね。
この1件が解決して、タイトル通り未来トランクスとの再びの別れです。悟飯が見送りに来たのにはちょっと驚きました。
全王様が登場する後始末の仕方はマンガ版とも共通していますが、ザマスとの戦いはかなりアニメと漫画とで異なっていました。魔封波の失敗まではある程度共通していますが、悟空が破壊神の技である「破壊」を使ってザマスを倒しかけたりするのでパワーバランスが狂ってきていたのを感じました。
決着の場面でトランクスが合体ザマスを斬ったところは同じでも、ザマスがすぐに復活して悟空とトランクスが大ダメージ。ベジータが「ガンマバーストフラッシュ」で合体ザマスを消し飛ばしますが、無数のザマスとなって蘇り万事休す、全王様の呼び出し、となります。
いずれにしてもザマスが非常にしつこい印象が強く残りました。不死身の敵を相手にするというのはやはり厄介ですね。ガーリックJr.のときからやっていましたが封印が有効と言えます。
・その他のキャラクター
マイ
未来マイと現代マイがトランクスとイチャイチャするような展開。ブルマにも公認の仲となったみたいですね。「未来で先に孫ができるかもね」などと言われます。
移動した先でうまくやっていくことでしょう。