原作ネタを拾いまくる 超 73話 「悟飯の災難! グレートサイヤマンまさかの映画化!?」

一言で感想 : バリー・カーン頑張りすぎ

アニメオリジナル要素 ★★★★★
マンガ版 : 5巻26話以降

・あらすじ

悟飯が知らないうちにグレートサイヤマンVSミスターサタンという映画化が進行しており、撮影現場に行った悟飯はスタントマンの代わりとしてアクションシーンをこなしたところ監督に見込まれる。

原作から登場のバリー・カーン

パトロール中のジャコはラーメン屋に立ち寄って食事していたところ、封印していた凶悪手配囚のワタガッシュに逃げられてしまいます。

ある日テレビを見ていた悟飯とビーデルは、知らないうちにグレートサイヤマンVSミスターサタンという映画化が進行していることを知ります。さっそくサタンに聞いたところ、守秘義務のために言えなかったと弁解してきます。出演するのは大人気スターのバリー・カーン、アイドルの甘栗ココア、そしてミスターサタン。主演のバリーがサタンとの共演を望んだらしいです。

バリーの声優は檜山修之さん。かなりの有名どころを起用しているためか出番も多いです。ちなみにバリー・カーンはドラゴンボール原作の40巻476話の雑誌の中に登場。ブウがその顔を真似していました。ということはあのときより少し歳をとっていることになりますね。まだまだ若そうに見えますが。

バリーはいきなりビーデルを口説こうとします。旦那の悟飯が横にいるのにいい度胸です。仮にビーデルがその気になったらえらいことになりますね。

かつての強盗たち

スタントマンが迫り来る戦車を避ける場面を見て、バリーがもっと過激な方向へ誘導。見かねた悟飯がスタントを代わると言い出します。実はパンが大きくなったときのために映画出演の実績を残しておきたいという考えが悟飯にあったようですね。

仮に危険なアクションシーンで悟飯が死んだら、バリー主演の映画がポシャる可能性もあります。それでもバリーは自分を袖にしたビーデルに苦痛を与えたいためにいろいろ考えているのはいい性格しています。このような自分の考える方向に突っ走る性格が上手く作用してここまでスターになったのでしょうか。

Bパートでは原作36巻425話に出てきていた強盗2人が銀行強盗として再登場。原作ネタを拾いまくってくる回ですね。強盗の1人にワタガッシュが寄生したことでとんでもないパワーを持つようになり、悟飯を驚かせます。

・その他のキャラクター

クリリン

銀行強盗を説得しに単身で銀行内に入っています。警官なので。
強盗の軍用アーマーによる砲撃を全てかわしているのはさすがですが、攻撃せずに言葉で投降させようとしているのは、自分の力が周囲にばれたくないという気持ちの表れでしょうか。制作側も警官としてのクリリンの扱いに苦労しているように思います。