DRAGON BALL Z 第23巻(DVD)
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一言で感想 : 腹の立つキャラが一斉にいなくなりました
アニメオリジナル要素 ★★★★
原作 : 30巻355、356話
Contents
・あらすじ
Z戦士をコテンパンに倒した人造人間たちは去り、残ったクリリンたちは今後について話し合う。途中でピッコロが突然激怒して、去っていく。クリリンによると神様のもとへ行って合体するつもりだろうとのこと。
・見どころ!
唐突に怒りだしたピッコロがエネルギー波を放つ!
人造人間たちが去り、ベジータやピッコロたちは仙豆によってひとまず回復しました。
ベジータは一人どこかへ飛んでいきますが、残されたメンバーはこれからどうするかを話し合います。
リーダー格のピッコロ。クリリンや天津飯たちへは悟空の家まで行き、人造人間に出会わないよう悟空を避難させることを優先するよう指示を出します。
ではピッコロ自身はどうするのかとクリリンが尋ね、「教えろよ、仲間じゃないか」と言いだすと突然怒りを爆発させます。
原作では怒鳴って飛んでいくだけでしたが、アニメでは怒りすぎてエネルギー波を撃ってきます。
「いつから貴様らの仲間になった!」と言っていきなりのエネルギー波です。
クリリンと天津飯はちょっと体をかわしただけでしたが、トランクスは飛び上がらないとかわせない位置にいました。
これでトランクスがよけられずにまともに食らって負傷していたら、どういう空気になったのか見ものです。
クリリンだけはピッコロの真意を見ぬいていて、神様と合体しに行ったのだろうと看破しています。
ピッコロが怒り出したのは恥ずかしギレのようなものなのでしょうね。あるいは意に沿わない決断をしなければならず、イラついていたか。
行ってしまったマロン!帰ってくるな!
カメハウスで亀仙人やウミガメと共にメロドラマを見ていました。皆泣いています。
と、そこへマロンを呼ぶ声が。
マロンのボーイフレンドが何人も、ヨットやモーターボート、サーフィンに水上バイク、パラグライダーなどで次々と現れます。退屈だったのでマロンが電話して呼んだそうです。全員マロンにプロポーズしているとか。
クリリンによろしく言うように頼んで、マロンは去って行きました。
もう出てこないと思います。
ブルマやヤジロベーから解放された悟飯!
カプセルコーポレーションまでブルマとヤジロベーを送り届けた悟飯。
ブルマの母が歓迎してくれて、ケーキと紅茶を用意すると言いますが、悟飯はそれを辞退して悟空のもとへ急ぎます。
去った悟飯に何があったのかと不思議に思うブルマの母。
ブルマは「きっと忙しいんでしょ」と、どうでもよさげな返事です。悟空が死ぬかもしれないのに本当に冷たいですね。
ヤジロベーもカプセルコーポレーションに残る様子。この5~6話でずいぶんとウザさが増したキャラでした。
悟飯はブルマの母親がちょっと苦手らしいですが、それ以外はブルマやヤジロベーに悪態をつくことなく悟空の家へ一直線。
人間ができていますよね。私だったら絶対にブルマやヤジロベーに対して、何なんだあいつらなめてんのかとか愚痴を言いますよ。
・その他のキャラクター
チチ、ヤムチャ
悟空の家で、苦しんでいる悟空を介抱しています。
悟空に薬を与えようと、ヤムチャはチチに指示を出します。「チチ、早く薬を!」と言います。呼び捨てでしたっけ?
薬がないと言って探すチチに対して、ヤムチャは机の上にあるじゃないかとタメ口で指摘します。
ちょっとアニメと原作で変更点がありますね。
原作ではこの時点まで悟空に薬を与えていなかったのに対して、アニメでは前にヤムチャが薬を飲ませていました。
そのために、原作でチチが薬を探すのに手間取り「(薬を)しまったのは悟空さなんだから…!」と言っていた場面は、そのままでは使えなくなっています。今回のようにヤムチャが指摘する形となりました。