一言で感想 : 目立つサブキャラにも注目したい
アニメオリジナル要素 ★★
原作 : 42巻518、519話
・あらすじ
久しぶりに悟空たちが参加する天下一武道会が開催される。悟空が注目する「凄そうなやつ」とはいったい誰なのか。まずは組み合わせが決定される。
・見どころ!
ウーブやパンが主役の回
次世代戦士ともいうべきウーブやパンが主人公のようになっている回です。ウーブが重要人物であることはすでに今回のタイトルからもわかりますね。
それぞれの出番も増やされています。
ウーブはいきなり他の出場者であるノックに話しかけられます。ウーブが予選を通ったことはラッキーだと決めつけているノック。ノック自身は実力で予選を通ったということですね。
一方のパンはあとから対戦することになる猛血虎に話しかけられ、馬鹿にされて悔しそうな表情。
試合開始までの休憩時間でもまた絡んでくる猛血虎。パン側は悟空やトランクスなど集団でいますが、そこに喧嘩を売りに来るんですね。
ノックが登場。ベジータに絡んでくるという命知らずなシーンは語り草です。あっという間に散っていったその姿に隠れファンもいるとか。原作ではここでオトコスキーだけが驚いていましたが、アニメではキャプテン・チキンもキラーノも驚いていました。
パンは初戦からいきなり出番となります。
相手となる猛血虎も全大会で準決勝まで行った実力の持ち主ですが、やはりパンには敵いません。
どうでもいいですけど試合直前、パンを心配するサタンのセリフの直後に、パンを応援する牛魔王のセリフが入ります。声優が同じ郷里さんなので画面を見ていないとわからなくなりそうですね。
悟空とウーブの対戦が決まる!
原作通りに動いていきます。悟空は初戦から対戦したい相手がいるので、ブウに頼んで組み合わせ抽選のくじを操作してもらいます。
悟空以降に対戦組み合わせのくじを引くメンバーは、ブウによって番号が操作されます。
悟空の次はキラーノというイケメン男性。女性ファンが多いようで黄色い声が飛んでいます。彼は悟空とは違う相手となりました。ベジータが意外そうな反応で、実は彼を警戒していたのかもしれません。
悟空が対戦したかったのはウーブでした。デブブウが近くにいるのにウーブが魔人ブウの生まれ変わりだという話をベジータと始めます。それを聞いているデブブウの心境やいかに。ドラゴンボールGTではその辺の設定を活かしていましたね。
次回でドラゴンボールZ最終回です。次回予告でも「次回、ドラゴンボールZ最終回」と、悟空の声で言われるのが少し物悲しい気持ちになります。
・その他のキャラクター
クリリン、18号
久々に2人の会話が聴けます。
クリリンはなぜ出場しなかったのか尋ねる18号。猛血虎を始めとしてクリリンならば余裕で倒せる相手ばかりですから、賞金目当てに出ればよかったというのです。
悟空たちが出てきたら自分では勝ち目がないというのがクリリンの言い分。
それに対して、自分は10年前に勝ったという18号。一人称は「あたい」になっています。髪型がおばさんくさくなっていてなんとも言えません。
度胸がないとなじられるクリリンは複雑な表情でした。